第60話 新人がやってきました。
満了の意思を宣言してから数週間たった後、私の職場に新人が2名配属されてきた。
1人はいかにもガラの悪い若い男ともう1人はひ弱そうな年上のおじさん。というのも私以外にも辞める人がいたのである。しかもその人は同期の人。
話を戻すとこの新人の2人は癖があるのです。なぜなら片方の若い男は生意気な性格で、もう片方のひ弱なおじさんの方は体力が全く無さそうでその上自信もかなり無さげな様子である。
なぜこんな人らが新人として入社してきたか、それは糞トレーナーによるとホンダは増産すなわちこれから生産台数が上がっていくので入社のハードルを下げてるんだとか。その為か色んな人が入社してきているそうで。
やっぱり工場が忙しくなると本当に誰でも入社させてしまうんですね。どこのメーカーも忙しくて人手不足になったらそうせざるを得ないんでしょうね・・・。
まあそれは良いとして、私が担当している工程の後任者になったのは
ひ弱なおじさんの方でした。
大丈夫ですか~?私が担当している工程は非常に難易度が高いですよ~?ついてこれますか??(汗)なんて思いました。
当然といっちゃ当然ですが、後々もの凄く死ぬほど苦労しました。私もその後任者も・・・。(これについては後程話していこうと思います。ちなみにガラ悪い若い男はもう1人辞める同期の方の工程をやることになりました。)