超負け組!元ホンダ期間工のブログ

1994年度生まれの私が書く元ホンダ期間工のブログ

第61話 ここからが本当の地獄の始まり

前回第60話でもお話致しましたがひ弱な新人のおじさんが私の工程の後任者となりました。

 

ホンダでは期間満了で辞める際は必ず新しく来た新入りに自分の担当している工程を教えなければならないのだ。(他の職場は知りませんが私がいた所はそういうルールでした。暗黙の了解って奴ですかね。)

そんな時タイミングが悪いのか、不幸にもひ弱なおじさんが私の担当している工程の後を継ぐ事になってしまいました。

ちなみにその新人おじさんは握力がなんと両手とも30kg代前半しかないそうです・・・。(ちなみに私は両手とも45kgぐらいです。)

また、その上キビキビ動くのが苦手な上にコミュニケーションをとるのもかなり苦手な様です。私も人と話すのが苦手な口下手ですので気持ちはわかります・・・。

 

何というか、似た者同士というか・・・。オドオドしている部分は似てますね・・・。

しかしその新人は一応年寄り(40代)だからなのか、工程トレーナーやVRに中堅社員など年下からは割と丁寧な対応というか敬語で話されてましたね。(ちなみに若手社員は職場の中では最年少になるので誰に対しても敬語を使ってました。また、チームリーダーに関しては確か50代だったと思います。)

 

それはさておき、私はこの新人に色々と教え込まなければならないのだ。そう、教える側の都合なんぞ上司はもちろん会社は一切聞いてくれないのだ。例え口下手だったとしても無理せねばならないのである・・・。(ちなみに他社では満了して辞める人の能力や性格次第では後任者が来ず、教えずに済むケースもあります。)

この新人にどうやって教えようか悩んでいた時に糞トレーナーがやってきやがったのである。

 

 

 

f:id:kikankouworker:20191005104349j:plain

工程トレーナー「おいKW!ちゃんと新人にきちんと指導して独り立ちさせられんだろうな!?」

 

 

KW(私)「え、ま・・・まあ。」

 

 

工程トレーナー「あじゃねえんだよ!!もしてめえがきちんと教えなかったせいで新人がミスでもしたらKWてめえの責任になるからな!よく覚えとけ!!

 

 

KW「は、はいっ!💦」

 

 

 

クズトレーナーにプレッシャーを感じる様な事を言われてオロオロしていた時に若手社員が近寄ってきました。

 

 

 

f:id:kikankouworker:20191008115112j:plain

若手社員「KWさん大丈夫ですか?もしよろしければ僕がある程度までは教えておきますよ!」

 

 

KW「本当ですか?ありがとうございます。😂」

 

 

若手社員「いえいえ!あと工程トレーナーさんとか中堅社員さんとかに色々言われてる様ですが、あんな奴らの言う事なんか気にしなくて良いですよ。(笑)」

 

 

KW「励ましの言葉ありがとうございます。あなたのおかげで何とか満了までやっていけそうです。😂」

 

 

若手社員「お互い頑張っていきましょう!」

 

 

KW「はい!😂」

 

 

こんな感じで若手社員はいつも励ましてくれるのです。なんて有難い事なのでしょう・・・!😂 どこかの糞リーダーやバカトレーナーとかと違って。

 

 

 

まあ新人さんが完全に独り立ちしてくれればなと思っていましたが、現実はそんな甘くなかったと後に思い知るのであった・・・。