第34話 意識高い先輩が満了日を迎えたあの日
期間工の経験がある人なら誰もが知ってると思いますが、満了日をいずれ迎える時がございます。そう、あの意識高い先輩という名の教官だって満了日を迎えたのだ。その時私の心の中では非常に大喜びだったのである。🤣
何しろ教官が満了を迎えるまでが非常に辛い毎日だったのですから...。
教官「KW君ッ!作業が遅れてるぞッ!チンタラするでないッ!!」
教官「何度言ったらわかるッ!同じ事を2度聞くなッ!!」
教官「貴様ッ!仕事をナメてはいかんぞッ!!」
そう言われて何度もお尻を叩かれながら叱られました...。はぁ...。
教官「我々が製造した車が世界中を走るッ!それが誇りであるッ!」
教官「正規社員よりも頼りにならねばッ!」
教官「我々はホンダの守護神ッ!」
教官「正規社員も非正規も関係ないッ!」
教官「中途半端な事は絶対に許さんッ!」
教官「ホンダ万歳ッ!」
こんな感じでしたからね私の先輩という名の教官は。見た目は秋葉原にいそうなデブオタクの癖に...。こんな風に接してくるもんだから精神的に参りましたよ。畜生。(オタクって変なとこで意識高くなったりするから本当に気色悪い。)
そんな先輩という名の教官も辞める日が来たもんだから少しは精神的に楽になりましたよ。(笑)
それでも先輩という名の教官の怒号の方がクソ上司共よりもまだ優しい方だとのちに気付かされるのであった。