超負け組!元ホンダ期間工のブログ

1994年度生まれの私が書く元ホンダ期間工のブログ

第8話 自分の担当工程がいよいよ判明

3日目に自分が担当する工程が判明するのだが、その前に組立道場みたいな所に連れてかれ、そこで組立の練習をさせられる。主にインパクトレンチの使い方やハーネスの組み付けなどの訓練をさせられる。また、最後にインパクトレンチを使ってボルト早締め対決みたいなのをさせられます。が、これは結果がどうなろうと特には影響が無いみたいですので緊張せず気楽に取り組めば良いかと思われます。
訓練が終わると自分の配属先の事務所に行き、いよいよ自分の担当する工程がわかるのだがこの日は班長(チームリーダー)が有給で不在のため、代わりに工程トレーナーという名の副班長がそれぞれ私達に担当工程を伝える形になった。(基本的にチームリーダーが新人に担当の工程を伝えるらしい)

そこで私が担当する事になった工程はなんと...!





一番キツい工程になってしまったのでした~。😭 工程トレーナー曰く、「kikankouworker(私)さんは一番若いのでたくさん覚えてもらいます!」だとか。(当時私は20代前半でした)
いやいやそれはないでしょうよ、いくら若いからってそれぞれ個人差というものがあるのに!なんて思っても仕方ないのでもうやるしかないと。
ちなみに私と一緒に3つの内の1つのラインに配属された同期は一人が40代でホンダを何度も満了している経験者、もう一人は20代後半で前職は別メーカーの期間工だったらしい。それで前者の40代の人はホンダの組立は経験済みである程度は慣れてるということから、そこそこキツい工程に入れられたそうです。それだったら私の工程を担当しても良かったんじゃないかと思ったけど、まあその人年寄りだから楽でもなければキツくもないゲームのレベルで言う所のノーマルの工程が一番良いかもしれない。トレーナーもその人は年寄りだから一応配慮したんでしょうね。
それは良いけど問題はもう一人の20代後半の人が担当する工程がかなり楽である事!😠 何が嫌なのかって、その20代後半の人は前職は期間工でしかも組立の経験があるそうなのです!それだったらその経験を活かしてキツい工程を任せれば良いじゃないと思いました。💢
だって私は組立の仕事は未経験なんですよ!?バカトレーナーは適材適所という言葉を知らないの!?なんて思ってました。工程トレーナーにその事で理由を聞こうと思いましたが期間工の身分である者がそんな事した所で面倒な事になりそうなので黙って受け入れました。おそらくその20代後半の人は友好的で憎めない感じの人だったから工程トレーナーが気に入っちゃったんでしょうね。😒 (私は大人しいです...。)
まあそんなこんなで各自それぞれ担当の工程が決まりましたので、直接見学をするという事なので自分の担当工程を見ましたが、想像以上にキツそうだなと思いました。そんな時、工程トレーナーから話しかけられたのです。

以下KW(kikankou worker 私です) TR(工程トレーナー)

TR「おう新入り!この工程の作業を見てどうだ?出来そうか?」
KW「えーっと出来るかどうかはまだわかりませんが、結構大変そうですね...。」
TR「まあそうかもしれないけどお前はまだ若いからこれくらい楽勝だろ?今作業してる方(後にKWの先輩という名の教官になる人)は30代なんだぜ?(笑)」
(TRの本音:お前みてえな気弱で大人しい奴を雇ってくれるホンダの心の広さよ。若い癖にこんなんで弱音吐くんだったら退職手続きしておとといきやがれ。)
KW「そうなんですか、えっとその、頑張ります。」



まあそんな感じで定時まで見学をするという形でしたかね。一応翌日から作業を少しずつ習うという感じになりますが、その辺については次回お話しましょう。