超負け組!元ホンダ期間工のブログ

1994年度生まれの私が書く元ホンダ期間工のブログ

第68話 新人さんが工程変更を申請した結果

タイトルに書いてある通り、新人さんが工程変更を申請した結果です。

 

 

前回第67話にも書いてあった通り新人さんの今の状況ではとてもじゃないけど独り立ち出来そうにないなと思い工程変更を提案しました。

 

新人さんは言われた通りに工程変更を申請しました。

 

 

その結果・・・

 

 

 

 

 

 

なんと拒否されたそうです。

 

 

 

 

なぜ拒否されたのか尋ねてみたら新人さんが言うには「職場の人数が少ないからできない」とか「甘えないで下さい」みたいな事を言われたんだそうです。

 

拒否される予感は若干してはいたものの、まさか本当に拒否されるとは思いませんでした・・・。

なぜ拒否される予感はしてたのかというと実は私も工程変更を申請してみた事があるんです。とはいっても遠回しなやり方で申請しましたが。

 

 

以下、私と工程トレーナーの会話のやり取り

 

 

 

KW「すいません工程トレーナーさん、質問があるのですがよろしいでしょうか・・・?」

 

工程トレーナー「あぁん?なんだよ?」

 

KW「工程変更というのは基本的に可能なんでしょうか?それとも不可能なんでしょうか・・・?」

 

工程トレーナー「別に不可能じゃねえよ?ただうちのチームは人数が少ねえんだよ。いつもギリギリで回してる。だから今の所では工程変更は認めてない。」

 

KW「そうですか、でも私の工程の反対番の人は複数の工程を担当してるようですが・・・?」

 

工程トレーナー「そりゃあの人は正社員になりたいという意思があるからだろ、それに反対番のチームは人数に余裕があるだろうし、リリーフ(ライン外及び異常対応者)の人数もうちより多いからな。」

 

KW「は、はぁ・・・。」

 

工程トレーナー「あとお前まだ20代だろ?なら体力はそれなりにあるはず。それに正社員は希望してないんだろ?という事はいつか満了して辞めるという事だ。そんな奴は今の工程にいてもらうからよ、さっきも言ったが人数も少ねえしギリギリで回してる。というわけだから今の工程でせいぜい頑張ってくれや。わかった?」

 

KW「はい・・・。」

 

 

こんな感じで遠回しに質問した結果、遠回しに拒否されました・・・。だから拒否される予感がしたんですよね・・・。

 

多分ストレートに工程変えて下さいなんて言ったらストレートに拒否されてたでしょうね・・・はぁ。

 

 

おそらく私や新人さんが大人しい性格をしていたから工程変更を承らなかったんでしょうね!

 

 

別に私はともかく、新人さんは40代でなおかつ体力がない人なんですよ!?しかもその新人さんは握力があまりありません!おまけに私と同じ不器用で常におどおどしている性格!それなのに工程変更を拒否するだなんてあんまりですよ!ある意味パワハラじゃないですか??

 

 

ふざけんじゃねえぞクソが!!!!💢

 

 

なんでそうやって大人しい人間をいじめたりプレッシャーかけるような事をするんだよ!?陽気で明るい人には甘いくせによ!!ましてや何度も作業が遅れたりする私の(20代で年上、しかも楽な工程)同期の人にはあまり強く言わねえしよ!!

 

そういうのなんて言うか知ってます?差別って言うんだよ!!

 

 

 

なめんじゃねえぞクソが!!😡💢💢

 

 

 

その日仕事が終わり、寮に帰った私はクローゼットのドアに穴をあけてしまいました・・・。(管理人さん本当に申し訳ございませんでした。

 

 

そして次の日から復讐してやろうと思いました・・・間接的なやり方で・・・。

第67話 いつまでたっても習熟が上がらない新人

新人さんが私が担当している工程に来てから一ヶ月と少し、スピードが上がらず作業に間に合わない状態。一通りの作業自体は完璧に出来るものの、肝心のスピードが遅すぎて煽られ、結局私が手伝う羽目になる。

新人さんも年齢が年齢なのか体力的にスピードがこれ以上は上がらないのかもしれないが、いつまでたっても間に合わない様では一人で作業する様になった時に本人が困ってしまいます。

なぜならホンダ特有のルールかもしれませんが自分が満了して辞める時は新しく入ってきた新人に自分が担当している工程を教えなければならないのです。その時に完璧に独り立ちしてない状態で教えられない様では色々と大変だと思うのです。又、上司及び社員らに文句言われたり時にはいびられてしまう可能性だってあるわけなんです。なので何としてでも独り立ち出来るようにするかもしくは工程を変えてもらうしか方法が無いのです。

又、当時はシビックが増産されるという悪夢の様な出来事があり、それも新人さんに教えなければならないという...。一度新人さんにやらせてみましたが全然ダメでした。💦

おまけに悲しい事に今度はC-RVという車の生産が始まる事になりいずれは増産する事になるんだとか...。(ただでさえフィットやヴェゼル等の普通の車種の作業が辛いというのに...。😭)

こんな感じで私が辞めるまでに新人さんがマスターするのは無理だなと思い新人さんに提案してみました。

 

 

 

KW「あ、あの新人さん今の作業してみてどうですか?ぜ、全然間に合ってない様ですし・・・正直どうですか?💦」

新人さん「・・・しょ、正直自信ないしもう辞めたい・・・けど後がない・・・。」

KW「・・・そうですか、それでしたら工程を変えてもらうというのは、どうでしょう・・・?」

新人さん「え、それ出来るんですか・・・?」

KW「可能かどうかはわかりませんが、どうしても辛いのならダメ元で申し出てみるのもアリかと思われます・・・。」

新人さん「わ、わかりました・・・。」

 

 

はい、こんな感じで新人さんに提案してみました。ダメ元で工程変更をチームリーダーか工程トレーナーにお願いする様に指示出しました。

おそらく上司や社員らはわかってたはずだとは思います、私達の様子を見てたでしょうから・・・多分。一ヶ月少したっても全然間に合ってないし今の工程ではどうしようもないと思ってたんじゃないかなと思ってます。

 

 

この続きは次回お話致します・・・。

第66話 派遣社員として働いてます。

8月下旬から色々と忙しく、なかなかブログが更新できませんでした・・・。

只今愛知県のとあるメーカーで派遣社員として働いております。

期間工ではありません、派遣社員です。

 

今は時期が悪いのかもしれませんが、期間工の求人が少ない上に倍率も高くなってる様でして・・・止むを得ず派遣社員として働いております。

 

なぜ期間工の方が良いかというと直接雇用で給料がピンハネされずきちんと貰えるからです。(社会保険料等は控除されますが。)

これが派遣社員となるとマージンやら何やらで給料から引かれ、他にも保険料等で引かれるとなると結果的に少ない給料をもらう事になってしまうんです。

なので私は期間工が望ましいと思います。

 

今は時期が悪すぎでしょうが、一刻も早く求人が増えると有り難いです。

第65話 遂に逃亡者が発生

前回64話の最後ら辺で事件が発生しましたと書きましたが、タイトルの通り私がいた職場で逃亡者(途中退職者)が発生しました。(笑)

 

前回も言いましたが、逃亡したのは私でも後任者の新人さんでもありません。

 

 

では誰が逃亡したのか・・・?

 

 

 

 

そう、あのもう1人の若い方の新人でした。

 

 

 

 

その若い新人はたったの二週間でホンダをおさらばしたのであった。

正直なんで途中で辞めたのかはわからないです。というのも、その若い新人は自分の工程の作業をたった一週間でマスターしてしまう程仕事が出来ていたのだ。習熟のスピードが早いですね。私の所の新人さんとは大違いです。

 

まあその若い新人がいた工程は作業の量がそんなに多くはなかったんでしょうね。それに周りの人とは上手くやっていけてましたし、最短の3ヶ月の満了まで持ちそうだったんじゃないのかと思ってました。

それなのに二週間で辞めてしまうなんて何かあったんでしょうかね・・・?その理由は誰にもわかりかねますが、私なりの推測でいくとおそらく飽きちゃったんじゃないんでしょうか。

 

私がいる職場の仕事はライン作業ですので単調なんですよ、長い事やってるとだんだん飽きてきてつまらなくなってしまうんですよね。ライン作業の経験がある方はわかると思いますが。

それでその若い新人は途中どこかでかったるく感じてしまい、途中で退職する事に決めたんでしょう。

 

まあ私はその若い新人の事は正直好きじゃなかったですし、何しろその新人は自分の先輩(若い新人よりも20歳ぐらい年上)に対してタメ口使ってましたからね。😒

 

 

若い新人が退職した後日の朝礼にて

 

 

VR「えー若い新人は退職されましたのでもう職場には来ませんのでご了承下さい。」

チームリーダー「VRが言った様に若い新人は退職した。もし期間工の中で今の作業で続けられる自信が無かったら申し出て欲しい。すぐに退職の手続きを受け入れてやる。」

工程トレーナー「要はやる気の無いガキンチョはさっさと辞めろって話だよ、なあそうだろ!?(私の方をチラリと見る)」

 

 

若い新人、逃走中

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第64話 作業スピードが上がらない新人

新人さんが配属されてきてから2週間が経った後、全体の作業は覚えてはいるものの作業スピードが中々上がらない様子です。それもそのはず、二十代の私ですら疲労困憊してしまう程の忙しい工程なのですから四十代の新人さんからしたらたまったものじゃないのでしょう・・・。しかもその時の生産台数が確か900台も製造しなければならないという事になっており、一台当たりの作業制限時間が今までより短くなっていたのです・・・。

 

一応ラインのスピードが上がるという事から新人さんが来る前に作業量は減らしてくれたものの、大してきつさはほとんど変わりませんでした・・・。

また、新人さんにはシビックの作業をやらせるわけにはいかないので普通の車体の作業で一人でやれる様指導しております。が、その普通の車体の作業ですら新人さんは遅れてしまうで、まだ独り立ちは無理だなと思いました・・・。

 

 

なんて思っていたら糞トレーナーが近寄ってきて私に話しかけてきました。

 

 

工程トレーナー「おうおうKW!まだ新人さんを独り立ちさせられねえのか!おぉん!?

KW「すみません、これでも指導しておりますが・・・」

工程トレーナー「ああん!?それで指導してるつもりだあ!?この有り様で指導してるって言えんのかよ!!」

KW「ひ、ひぃ!💦」

工程トレーナー「ひぃじゃねえ!そもそも新人さんに優しすぎるんじゃねえのか!?そんなんじゃ独り立ち出来るわけねえだろ!そんなこともわかんねえのかよ?頭悪いなてめえはよ‼️💢」

KW「う、うぅ~💧」

工程トレーナー「新人さんもいずれは一人で作業する事になるんですからいつまでたっても作業が遅いままだと困りますよ。ですから早くやるようスピードアップして下さいよ?お願いしますから。」

新人さん「は、は~い!💦」

 

「全くこれだから根暗は嫌なんだよ」とか言ってその場を去るクズトレーナー、そしてVR、中堅社員からも

 

 

VR「KW君そんなんじゃ新人さんはいつまでたっても独り立ち出来ません、どうすれば良いかというと新人さんに厳しく教える事。」

VR「あまりに作業遅れが目立つ様だったら二人ともどつくからね!?(笑)」

中堅社員「おうおう新人さんてめえよお!もう作業の方は慣れたんだろうな!?いくら年寄りだからって手加減はしねえぞお!?」

中堅社員「おうおうKW!もし新人さんがいつまでたっても一人で出来る様にならなかったら強制的に契約更新してもらうかんな!有給は使わせねえけどな!(笑)」

 

 

なんて事言われましてね・・・酷いもんですよ、はぁ・・・。

 

また、チームリーダーも直接は話しかけては来てないものの、何やら保全らしき人と話してる様子。

 

 

チームリーダー「なあなあ保全さん、見てくれよあいつら。全員期間工なんだけどさ~全然信用出来ないんだよね期間工の連中って。」

保全「まあ~色んな人がいますからね~。😅」

チームリーダー「特にあのでくの坊(KW)、あの図体しててすぐへたばるしよ~ヤマ(ボルトかじり)だってあげまくるし、もう頭おかしい。(笑)」

 

 

だいたいこんな感じの話し声の内容だったと思います。陰口叩いてましたよあの怖そうなチームリーダーが。やってる事は小学校高学年ぐらいの女子児童と多分変わらないですね。あら可愛い。😒

かといって直接嫌味言われるのも嫌ですけどね。

 

まあ最悪そのまま無事満了迎えればなとその時は思いましたが、次の日思いもよらぬ事が起こりましてね・・・私や新人さんの事ではありません。(笑)

 

 

詳しい事は次回第65話でお話致します。(笑)

第63話 反対番の人について

二交代制勤務になると自分の担当している工程に反対番の人が存在する事になる。自分の班だけではなく反対番の人ともコミュニケーションを取らねばならないのである。

 

 

ちなみに私の反対番の人は私と同じ期間工であるが、噂によると意識が高くてかなり優秀だそうです。実際に3つ以上の工程を覚えてるんだとか。凄いですね・・・。私とその反対番の人が担当している工程はかなり忙しい作業工程なのに。

おそらく反対番の人は運動神経が良い上に要領が良くて仕事ができるんでしょうね。しかもその反対番の人はご自身の上司及び職場の人達と仲良くやっている様ですし、コミュニケーション能力がかなり高かったかと思います。正社員登用でも目指してるのでしょうか?

私とは正反対ですね・・・。そもそも正社員登用目指してないし、そもそもあの職場環境じゃやる気なくす・・・。(まあ反対番のB直は職場環境が良いんでしょうね、私が見た限りだとB直のチームリーダーは部下と仲良くしてましたし。私が見た限りはですよ?私がいたA直は・・・お察しの通りです。)

 

何を主張したいのかと言いますと反対番とも仲良くしておける様コミュニケーションをしなければならないという事です。

例えば遅番終わりに自分の作業場を整理整頓したりある程度会話をしたりするなど。これをきちんとしておかないと自分が不利な目に遭うというわけです。

口下手で根暗な私は優秀な反対番の人とはあまり仲良くなかったんじゃないかと思います・・・。

 

実際に反対番の人から言われた事

 

「KW君、ちゃんと新人さんに教えてね?」

「帰る前にゴミぐらい拾っといてよ。」

「作業手順変えたの?勝手に変えちゃ駄目でしょ。」

 

 

また反対番の人は私以外のA直の人、と言っても私の前工程の人とですが、その人と話してる事が多かったと思います。(ちなみに私の前工程の人は私の同期で私と同じく満了して辞める人です。)

普通なら自分の工程の反対番の人とだけ会話するものかと思われますが、私が口下手なのか私とはほとんど会話しなかったですね。話してもつまらない人だと判断したのでしょうか?まあ当然ですよね・・・。💧

 

私の所の工程トレーナーからも

 

工程トレーナー「反対番の方は凄く優秀で効率よく作業してるんだってよ、無能なお前とは違って。」

 

なんて事言われました・・・。

 

 

そもそも私に死ぬ程きつい工程を任せたのがいけないんだろうが!!陽気な同期の人が何度も作業が遅れたりミスってもなあなあにする癖によ!!私がシビックの作業時にヤマをあげた時は文句言いやがって!!💢

 

何がヤマあげんじゃねえよだよ!?ふざけるな!!😡💢

 

 

すいませんね話が脱線してしまいまして。ただどうしても許せなかったんですよね。陽気な人は何度ミスしても怒らないのに大人しい人が一回でもミスしたら文句や嫌味を言ったりするのが。

 

 

話を戻しますと、とにかく反対番の人とはある程度仲良くしておいた方が良いという事を主張したかったのです。

現役で期間工及び二交代制勤務をしてる方はそうしておいた方が得だと思います。

第62話 新人とのコミュニケーション

とある派遣会社でとある派遣先企業で働いておりますゆえ、中々ブログを更新しづらいです・・・。何せ三交代ですもので・・・。💧

 

それはさておき、前回61話での記事にあったと思いますが新人と一緒に仕事する事になりました。作業に関しては若手社員がある程度まで新人に教えてくれるとの事。

実はホンダでは新人に教える時はもちろん、それ以外の場面少なくとも勤務時間中はある程度コミュニケーションをとらねばならないのである。口下手な私にしてみればかなり苦痛でした・・・。💦

当然何も言わず喋らずいればVR(リリーフマン)とかにブーブー言われてしまいます。

実際VRにその事で文句言われた事がありました。

 

VR「ねーねーKW君!何で何も喋らないの?それじゃあ新人さんが凄く不安になるでしょ?」

VR「黙って見てるだけだったら猿にだって出来るんだよ〜?意味わかる??」

VR「話すの苦手なら何か面白い事してよ!ビートたけしの物真似とかさ!それもアウトレイジの奴を。(笑)」

 

 

・・・こんな感じに言われましたよ。

 

いや私だって私なりに一生懸命コミュニケーションを新人さんと取ろうとしたんですよ!それなのにVRや工程トレーナーがプレッシャーかける様な事ばかり発言してくるから精神的に参りますよ。あのクズ共・・・。💢

 

 

ちなみに口下手な人はわかると思いますが、最初人と話そうとすると緊張して中々上手く話せないはずなんですよ。いざ話そうとしたらどもってしまう感じでしょうか?話せたとしても途中で言葉に詰まり自分でも訳分からなくなってしまうという。

それでも長い時間かけて慣れればそれなりに何とかなるんですよね・・・。

 

ちなみに新人と会話した内容は最初らへんですがこんな感じです。

 

KW「あ、新人さんですか?ホンダは初めてでしょうか・・・?」

新人「あ、はい、そ、そうです・・・。」

KW「そ、そうですか、前の会社で何をされてたんですか?」

新人「えっと、検査してました・・・。」

KW「そうなんですね、今回組立ですが、だ、大丈夫でしょうか・・・?」

新人「えっと、その、わかんないけど、頑張ります・・・。」

KW「あ、はい。こちらこそ宜しくお願いします・・・。」

 

 

はいこんな感じの会話でした・・・。何か変な感じですよね・・・。💧

 

ただお互い大人しい性格で口下手なのか、割と上手くやっていけたんじゃないのかなと思います。多分。

 

 

まあ作業のスピードはともかく、長い時間かければある程度は話し合えるレベルになるかと思います。😅

 

これでクズ社員(工程トレーナー&VR&中堅社員)のプレッシャーかける様な言動が無ければ良かったんですけどね。😒